SEOでは、階層毎にどのようなページが存在しているのかが、評価の対象になります。また弊社調べではYMYLなど、上位表示に信頼性が必要とされるサイトにおいては、階層構造が重要視されている傾向があります。
そのようなで、Googleが階層構造を判断している要素の1つであるパンくずリストにて、以下のような階層構造の矛盾が生じていないか、一度確認してみてください。
■例えばpage.htmlが存在する場合
https://example.com/dir1/dir2/dir3/page.html
TOP > dir1> dir2 > dir3 > page.html
■dir3
において、問題のないパンくず
https://example.com/dir1/dir2/dir3/
TOP > dir1> dir2 > dir3
■dir3
において、問題のあるパンくず
※dir2がパンくずに記載されていない
https://example.com/dir1/dir2/dir3/
TOP > dir1 > dir3
このように、パンくずの階層に矛盾が生じている例は、たまに見かけることがあります。
またパンくずに矛盾が生じている場合は、Googleが階層構造をどのように理解してくれるのか、アルゴリズム判断になると思います。URLの階層のみを信頼するのか、矛盾が生じているパンくずは無視するのか、またはGoogleが自動的に修正したうえで理解してくれるのか、わかりません。また矛盾が生じていると意図しない階層構造を認識をされて、(特に信頼性が必要なサイトで)評価を下げる場合もあるかもしれません。
そのため、特にカテゴリやページ数が多めのサイトを運営しているた方は、パンくずに矛盾が生じていないか、一度確認してみるのも一手だと思います。