WordPressの設定メニューにて、カスタマイズすることができるパーマリンクについて、SEOに最適なパーマリンク設定方法をご紹介します。
パーマリンクを設定するタイミング
パーマリンクの設定により、記事や固定ページのURLが決定されるため、後で変更しにくい項目です。そのため、WordPressインストール直後か、数記事しか投稿していないときに、早めに設定することが望ましいです。
もし既に複数記事を投稿してしまった方がパーマリンクを設定しなおす場合は、古いURLから新しいURLへ301リダイレクトされるようにしてください。また一部のジャンルでは、Googleが301リダイレクトを理解するまでの間、一時的に順位下落する可能性がありますが、ディレクトリ構造に問題がなければ、順位は元に戻ります。
パーマリンクの設定方法
カスタム構造には/%category%/%postname%
や/%category%/%postname%.html
など、ページとして認識されるURL構造(末尾に / なし)を設定します。
カテゴリーには.
を設定します。
以下が管理画面にてパーマリンクを設定した状態です。

上記のように設定することにより、以下のようにURLに階層構造を持たせることができます。
カスタム構造が「/%category%/%postname%」の場合
生成されるURL | http://example.com/news/content1 |
---|---|
生成されるカテゴリーURL | http://example.com/news/ |
カテゴリのスラッグ | news |
コンテンツのスラッグ | content1 |
カスタム構造が「/%category%/%postname%.html」の場合
生成される記事URL | http://example.com/news/content1.html |
---|---|
生成されるカテゴリーURL | http://example.com/news/ |
カテゴリのスラッグ | news |
コンテンツのスラッグ | content1 |
このように、カテゴリディレクトリ配下に記事が来るURLにすることで、Googleが階層を理解する手助けができます。
またYMYLなど情報の信頼性が問われる検索ワードでは、ディレクトリごとにどのようなコンテンツがアップされているかも重視される傾向があるため、ディレクトリごとに記事を分けることで上位表示に貢献することができます。