noindexとは、検索エンジンに特定のページをインデックスさせない指示のことです。結果的に、noindexを設定した特定のページは、検索結果に表示されなくなります。
何らかの理由で特定のページを検索エンジン最適化(SEO)の評価対象としたくない場合や、検索エンジンの結果に表示させたくない場合に、noindexが利用できます。
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仕組み: Googlebotがページをクロールしてnoindexを検出すると、被リンクの有無を問わず検索結果から除外される
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メリット: サーバーへのアクセス権限がなくても、HTMLコードさえ編集できればページ単位で簡単に制御が可能
Google、Bing、Yahoo! などの主要な検索エンジンはnoindeの指示を尊重しますが、すべてのクローラーがnoindexに従うわけではないことに注意してください。
noindexの設定方法
HTMLコードのヘッダーにmetaタグで記述する場合
検索エンジンに表示させたくないページの<head>〜</head>間に以下の記述を設定します。
ページ単位での設定が必要です。
<meta name="robots" content="noindex">
HTTPレスポンスヘッダーに記述する場合
HTTPレスポンスヘッダーで、X-Robots-Tagを使用してnoindexを設定することもできます。
HTTP/1.1 200 OK (...) X-Robots-Tag: noindex (...)
参照:noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する
noindexが活用できるシーン
noindexは、検索結果に出す必要のないページを検索対象から外したいシーンで活用できます。主な活用シーンをご紹介します。
参照:noindex を使用してコンテンツをインデックスから除外する
設定ページ例
- 情報量の少ないページ(システム上自動生成されてしまうようなケース。WordPressのattachmentページなど)
- robots.txtを使用してブロックできないようなページ。(情報量が少ないもののURLがパターン化されておらず、robots.txtで一括制御しにくいようなケース)
- カテゴリページなどページングが発生するページで、2ページ目以降をインデックスさせる必要がないと判断したページ。例えば、wordpressのタグページや、親子カテゴリが存在する場合の親ページの2ページ目以降。
- HTTP headerで404を出力することができない404ページ。
- Googleにクロールさせる必要のないページ。例えばサイト内検索結果などの無限生成コンテンツ。(通常はrobots.txtでクローラーを弾く方が一般的ですが、robots.txtを修正できない場合の妥協案としてnoindexする方法もあります)
検索流入を狙わないページを検索対象から外す
検索流入を狙わないページをnoindexで検索対象から外すと、検索結果に表示するページを運営側で選べます。ユーザーには必要でも検索には不要なページを外すことで、検索に見せたいページと見せなくてよいページを切り分けられます。
なお、noindexはそのページのインデックス登録を拒否する指示であり、掲載順位を操作したり、他のページへ評価を渡したりする設定ではありません。
重複したページを検索対象から外す
内容が重複したページをインデックスに残すと、同じ内容のページが検索結果に複数並ぶことがあります。こうしたページにnoindexを設定すると、重複したページをインデックスから外し、検索結果に表示するページを絞れます。なお、正規化で対応できる重複は、noindexではなくcanonicalで正規ページを示す方法が適切です。検索結果から完全に外したいページにnoindexを使い、評価を正規ページにまとめたい重複にはcanonicalを使うと、目的に応じて使い分けられます。
ページ単位で検索結果への表示を管理する
noindexは、サイト全体ではなく特定のページだけを検索対象から外したいときに使います。metaタグでのnoindexは各ページのhead内に記述するため、サーバーのルート権限がなく全体設定を変更できない場合でも、そのページのHTMLを編集できれば設定できます。WordPressなどのCMSでは設定画面から追加でき、ページごとに検索結果へ出すかどうかを決められます。ページ単位でインデックス登録を制御できることが、noindexを使う目的の一つです。
noindexを設定すべきページの具体例
検索流入を想定しないページや、検索結果に出ると重複と判断されやすいページが、noindexの対象になります。noindexはページ単位でインデックス登録を制御できるため、以下のようなページで設定を検討します。
会員専用ページ
ログイン後にだけ表示される会員専用ページやマイページは、検索からの流入を想定していません。検索結果に表示しても意味を持たないため、noindexで検索結果から除外する対象になります。
問い合わせや注文完了後のサンクスページ
問い合わせの送信後や注文の完了後に表示されるサンクスページは、検索結果に出る必要がありません。直接アクセスされても役割を果たさないため、noindexで検索結果から外します。
サイト内検索の結果ページ
サイト内検索の結果ページは、検索語の組み合わせによって無数に生成され、内容が重複しやすいページです。検索エンジンに大量の類似ページを認識させないため、noindexの対象になります。
検索流入を想定しない広告用ランディングページ
広告から誘導する専用のランディングページは、検索結果ではなく広告経由での閲覧を前提としています。検索結果に表示する必要がないページとして、noindexを設定します。
内容が重複したページ
他ページと内容が重複したページは、検索結果に複数並ぶと評価が分散しやすくなります。正規化で対応できる重複はcanonicalで正規ページを示し、検索から完全に外したいページにはnoindexを設定します。
検索流入を想定しないプライバシーポリシーページ
プライバシーポリシーや利用規約のように、検索流入を狙わない定型ページもnoindexの候補になります。ただし、これらのページを検索結果に残す運用もあるため、サイトの方針に応じて判断します。
noindexを外すべきページ
noindexは設定するだけでなく、外す判断も同じくらい重要です。検索に出したいページに意図せずnoindexが残っていると、そのページは検索結果に表示されません。設定すべきページと同様に、外すべきページの見極めも日々の運用に含めます。
検索に出したいページに意図せずnoindexが残っていないか
テンプレートの流用やCMSの初期設定によって、検索に出したいページにnoindexが付いたままになることがあります。公開前の確認用ページにnoindexを設定し、公開後に外し忘れるケースもあります。重要ページが検索結果に表示されない場合は、まずページのHTMLにnoindexタグが残っていないかを確認します。
新規公開ページが上位表示しないときはnoindexを確認する
新規公開したページがなかなか検索結果に表示されないとき、原因の一つに意図しないnoindexの混入があります。記事を公開したのにインデックスされない場合は、Googlebotがまだクロールしていないのか、noindexが設定されているのかを切り分けます。noindexが残っていれば、解除したうえで再クロールをリクエストします。ページのnoindex設定は、後述のkunugi SEO Checkerを使うとブラウザ上ですぐに確認できます。
インデックス以外に考慮したい効果
検索結果に表示されなくなる点以外に次のような作用があることも覚えておきましょう。
- noindexを記載したページシグナル(評価)は全て失われる
- 検索に表示させないページのためnoindexページのクロール頻度が下がる
- 頻度は下がるもののクロールはされるため、その際に内部リンクはたどる(URLを発見する手段のひとつにはなる)
インデックスさせないページのため、通常ページと比較すると相対的にクロールの優先度は下がり、評価の対象外となります。
noindexタグを使用する際の注意点
noindexタグは誤った設定をするとサイトに重大な欠陥が出てくる可能性があります。
注意すべき例
- JavaScriptで出力する場合、noindexがうまく認識されない可能性があるため可能な限りHTMLで記述する
- rel=”canonical”を使いURLの正規化をしている場合、rel=”canonical”を記載したページにはnoindexを記載しない。(正規化のシグナルが失われるため)
- noindexタグを設定したページはクロールの頻度が下がるため、再度インデックスをさせる場合にはsitemap.xmlにURL記述・内部リンクの増加などクロール促進を積極的に行う必要がある
- 外部リンクが集まっているページには可能な限りnoindexを設定せずページの品質改善を検討する(ページ評価がなくなってしまうため)
Google Search Consoleでnoindexを確認する方法
Google Search Consoleでnoindexを確認する方法は2種類あります。
1.カバレッジを使用した方法
1つ目はカバレッジレポートを使用してサイト全体のnoindexを確認する方法です。
「カバレッジ」>「除外」>「noindex タグによって除外されました」を選択することによりサイト全体のnoindex状況が把握できます。

URL例がサンプルで1,000件まで表示されるため意図しないURLがnoindex設定されていないかをチェックします。
またnoindexのURLがsitemap.xmlに記述されているような場合には「送信された URL に noindex タグが追加されています」というエラーが検出されます。

sitemap.xmlに不要なURLの記述があるのであれば削除、noindexが誤設定されているのであればnoindexを撤去しましょう。
2.URL検査を使用した方法
2つ目はURL検査を使用した方法です。
カバレッジレポートと異なり、こちらは個別のURLごとの確認が可能です。

「noindex タグによって除外されました」と表示されている場合、noindexタグがクローラーに認識されています。
